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『暗黒フォークの帝王』三上寛さん、3年半振りの松山Liveです!!
■06/25(Thu)@松山 星空JETT Rock-Bar
【愛媛県松山市二番町1-8-4 LXビルB1F/TEL→089-933-0001】
⇒ http://hoshizorajett.ddo.jp/
SPACEGRINDER presents…
『EXTREMEDIVES,vol.72』
---underground cult pop,#11=special!!!!---
Special-Guest⇒
◆三上 寛 【from 東京】
三上寛ほど、「異端」という形容が似合うアーティストもいないだろう。三上の音楽はフォークでありロックであり演歌(怨歌)でありパンクでありジャズでありブルースでありソウルであり前衛である。単なる歌であることを超え、魂の奥底からわき上がる絶望と怨念を叩きつける三上のヴォーカルは、音楽が人間存在の実存とどれだけ激しく交歓できるかという証でもある。
三上は1950年、青森県津軽小泊村生まれ。警察学校中退後、上京し、音楽活動を始める。71年4月、アルバム『三上寛の世界』を発表。同年の中津川フォーク・ジャンボリーでの伝説的なライヴ・パフォーマンスで一躍脚光を浴びる。同じ青森出身の寺山修司のセンスと、そしてやはり同郷で、同じ年の「連続射殺魔」永山則夫の情念を往還するような衝撃的な詞世界は、三上以外ではありえない個性だった。メッセージ・フォーク全盛の日本のシーンにおいて、三上寛、遠藤賢司、南正人の3人こそが、メッセージの直接性を超えた日本独自のフォーク/ロックの道を切り開いた最大の功労者と言っていいだろう。以降、山下洋輔トリオを交えてのジャズ・フォークを展開した『BANG!』(74年)など幾多の傑作を次々と送り出すいっぽう、俳優としても、寺山修司監督『田園に死す』(74年)を皮切りに20本近い映画に出演、映画音楽も手がけるなど幅広く活動した。
ところが82年を最後に三上は8年もの間、レコーディング活動から遠ざかってしまう。歌詞を始め過激さと先鋭性を増すばかりの三上の音楽と、規制を強める既存の音楽産業との折り合いがつかなかったことが原因と思われる(三上は、今後も規制の強いメジャー・レーベルから作品を出す気はないと公言しているようだ)。しかし90年に、ノイズやフリー・ジャズのリリースで知られる<PSF>から怒濤のリリース・ラッシュを開始する。精力的に展開されるライヴ活動、吉沢元治/ジョン・ゾーン/片山広明/明田川荘之/山下洋輔/遠藤ミチロウ/友川かずきなどとの数々のコラボレーション、石塚俊明/灰野敬二とのバンド「VAJIRA」での活動など、空白に終わった80年代から一転して、90年代の三上はまさに八面六臂の活躍ぶりを見せるのである。00年3月には、音楽活動30周年記念の13枚組『三上寛ボックス』を発表。11月には自伝『三上寛 怨歌に生きる』を刊行するなど、その活動にはいささかの衰えも見られない。
with…
◆Mahel Shalal Hash Baz
70年代よりアンダーグラウンド・シーンで活躍してきたマルチ奏者であり、陶芸家としても知られる工藤冬里を中心とする実験音楽不定形ユニット。
ギターの弾き語りから、ブラスをフューチャーした大アンサンブルまで時と場所により形を変え、演奏も様々な人々が参加する。シンプルで美しいメロディーの楽曲と今にも破綻しそうな演奏の絶妙なバランスが特徴的で、海外のプレスからは「Master of Mistake」の称号(?)を得ている。Mayo Thompson(Red Crayora)、Pastelsらも熱狂的なファンであることを公言し、Jad Fair(Half Japanese)はアメリカでのMaherのライブを最前列のかぶりつきで楽しんだと伝えられている。
そのPastelsのレーベル、Geographicから発表した『From A Summer To Another Summer (An Egypt To Another Egypt) 』(2000)、『Blues Du Jour (今日のブルース)』(2003)の2つのアルバムで広く海外にも知られ、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどでもツアーを行っている。
2007年にはアメリカの名門インディーレーベル、Kレコードより『L'Autre Cap (邦題: 他の岬)』をリリース。
⇒ http://www.geocities.com/tori_kudo/movietone.html
◆SPACEGRINDER
四国が誇る破滅系の浪費ノイズ・グラインダー。
実は綿密な構想の基に成立していると信じたいグルーヴィン・ハーシュ・ノイズ・サウンドを聞くまでもなく、神出鬼没な活動は、日本全国各地で伝説を残しており、その方向性を物語っている。アルコールの消費ペースと移動距離の長さは、日本国内で右に出る者はいないであろう。
また、自主企画“EXTREMEDIVES”を地元松山で開催しており、常に新たな相手とシーンの垣根を越えたガチンコ対決を行っている。
⇒ http://6719.teacup.com/spacegrinder/bbs
ADV_\2.000/DOOR_\2.500
OPEN_18:30/START_19:00
本当になかなかない機会です。
興味持たれた方、お時間有ります方、是非とも足をお運び下さいませ!!
宜しくお願い致します!!!
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